業務内容
制作技術
カメラ
始めはアシスタント業務から、学んでいきます。
本番の撮影だけではなく、事前の打ち合せでカメラ割りのアイディアを提案したり、セット内の小物の配置指示をするなど、映像センスが必要となります。
スイッチャー(SW)
スイッチャー卓を操作して、映像の最終出力を切り替える人。
テクニカルディレクター(TD)を兼務することも多いです。
VE
カメラ映像の明るさや、色味などの調整が主な仕事。
その他放送機器のセッティング・調整・簡単な修理なども行います。
音声
ミキサー卓を操作して、演者や VTR 等の音声ボリューム・バランスを調整したり、スタジオ内の音声機材(ピンマイク、ブーム、スピーカー等)運用を担当します。
オンデマンド用動画編集
放送用素材を配信用に編集・変換し配信業者へ納品する業務です。
搬入された放送素材を指定されたフォーマットに合わせて編集・加工します。
専用のソフトウエアを使って変換し、作成した素材に不備がないかを確認し、オンラインにて納品します。
メディアバンク
過去に放送された番組・風景等の映像を管理しています。
また、番組制作担当者へ申請を元に映像等の貸出しも行っています。
テレビ局にとって映像は大切な財産であり、その財産を取り扱うにあたって我々は重大な責任を担っています。過去から現在までの番組が揃う部署となっています。
編成プレビュー
局外へ発注した制作会社の番組、地方の系列局の番組、映画、アニメ等の担当番組を事前に内容確認して搬入基準に準じているか、視聴者が不快を感じる演出がないか、差別用語を使っていないか等の技術的観点と考査的観点でチェックする部署です。
実景アーカイブ
街並みや観光名所などの景色や自然を中心とした風景を実景と呼んでおり、それらを番組で取材した素材メディアの中から抜粋し、その実景映像に撮影場所や映っている対象物など詳細なメタデータを加えます。
そのうえで、新たに制作される番組において二次利用出来るよう制作側が使用する検索システムに実景映像とメタデータを反映させています。
昔から現在に至るまで数えきれない程の実景映像を保有しており、その大切な資産を扱っている責務もあります。
映像アーカイブ
報道・スポーツ・情報番組で扱われる映像の中から、二次利用の可能性がある映像や保存価値がある映像を選別し、複数の素材を1本にまとめ保存します。
そして検索システムで、検索から二次利用までが円滑に行われるように、映像内容に適したタイトルを付け、文字情報を付加しています。